『ナイトウォッチメン』を観た。

どうも。

お久しぶりです。

今回は映画の話です。

 

『ナイトウォッチメン

ナイトウォッチメン(字幕版)

監督:ミッシェル・アルティエリ

製作年:2016

真夜中のオフィスビル。不真面目な3人の警備員、ケン、ジゲッツ、ルカ達の元に、新人警備員ジャスティンがやって来る。ふと、ケンが監視カメラに目をやると、何やら怪しげな棺を駐車場へ搬入する宅配業者の姿を発見。ケン達は現場へと急行するが、届け先が間違っていたと判明し、一晩だけ駐車場に置いておくことにする。しかし、オフィスで働くランドールが偶然通りかかり、棺を開けてしまうのだった…。

 

以下ネタバレあり

 

あらすじから分かる通り、ホラー映画です。ずっとゾンビ映画だと思っていたのですが、どうもゾンパイア映画らしいですね。何が違うのかはよくわかりませんが……

とりあえず、怖くないです。だいぶコメディタッチに描かれています。全体的にギャグが多いので、そういうのが嫌い人には薄ら寒く思えるかもしれません。ホラーが苦手な僕としては、ちょうど良かったです。

ただ怖くないとは言っても、ゾンパイアの造形はよく出来てました。ビジュアルだけで見ればかなり怖いので、安っぽさを感じさせません。だからこそ、ギャグが活きているかなとも思います。

 

ビジュアルで言えば、警備員側のメンバーもカッコイイです。日本で夜間警備員と聞くと、年齢的にも戦えそうなイメージはありませんが、今作の警備員は見るからに強そうです。しかも、全員キャラが立っていますし、それぞれに見せ場も用意されています。会社の同僚達も個性豊かで、ザ・アメリカみたいなものが感じられて楽しかったです。コーヒーとか、ドーナツとか、ハッパとか。

前半に起こった出来事を、後半で上手く回収できているのも良いですよね。 伏線とまでは言えなくても、ああいうのがあるとテンションが上がります。

 

ゾンパイア側もビジュアルは良かったのですが、幾つか気になることがありました。

まず、ゾンパイアの演技です。襲われた人たちがゾンパイアになって、他の人々を襲うシーンは自然だったのですが、警備員たちと戦うシーンでは、演技が中途半端に思えました。警備員とゾンパイアに変な空間があるので、このままミュージカルちっくな演出が始まるのかなと勘違いしてしまいました。あまり接近しすぎると画が撮りにくいというのは分かるのですが、もう少し臨場感を出して欲しかったです。

次に、ゾンパイアという存在です。ゾンビやヴァンパイアとの違いが、どうもよく分かりませんでした。

噛まれると感染する→ゾンビ

日光で消滅する→ヴァンパイア

どちらも→ゾンパイア

みたいな認識でいいのでしょうか?

ガラス越しに襲ってくる辺り知能は低いのでしょうが、銃を扱うシーンもあったので、どの程度のスペックがあるのか分かりませんでした。あれだけ全力疾走できるってことは、体が腐っているわけでもなさそうですし。

そして、何よりも気になったのが、ピエロである必要性です。上述のあらすじには出てきませんが、パッケージを見れば分かる通り、ラスボス(?)はピエロのブリンポです。映画冒頭では、有名なピエロであるブリンポがルーマニアで謎の死を遂げ、アメリカへと帰ってきたことが知らされます。

で、彼の入った棺がきっかけになってて、ゾンパイアたちが増えていくんですけど、ピエロである必要が感じられませんでしたね。噛まれた同僚たちはただのゾンビにしか見えませんし、外からやってきたピエロたちもほとんど見せ場がありませんでした。そもそもアメリカって普段からあんなにピエロがいるものなのでしょうか。何かピエロがいることを説明する描写があったのかもしれませんが。ブリンポへの追悼か何かですかね。

 

いろいろ書きましたけど、楽しい映画でした。時間も長くないので、誰かと一緒に観るのもありかもしれません。ちょっとしたお色気シーンもあるにはあるのですが、ギャグテイストなので問題ないでしょう。

とにかく警備員たちがカッコイイ!

気になった方は、YouTubeで予告をご覧ください。公式なのか分からないので、リンクは貼りませんが……

 

それでは。